- 子供にどうやってお金の勉強を教えたらいいのか分からない
- 将来、子供にはお金で困ることないようになって欲しい
- 親の自分はお金の知識がないけど、どうしよう・・・
- お金の勉強の為に親が読んでおくべき本は?
あなたは子供にお金の知識を十分に教えてあげられますか?
子供にお金の知識を教えようと思っても、私達親が義務教育で金融教育を受けていないので、教えると言っても難しいですよね。
2022年から高校で金融教育が始まりますが、学校で教えてもらえる範囲は限られてくると思うので、学校にまかせっきりではなく、家庭内での金融教育も重要です。
親が知っておくべき、読んでおくべき本をご紹介します。
以前の私のようにお金の知識ゼロで悩んでいる方、本1冊読んで一緒にお金の知識をつけましょう!
Contents
金融教育はなんで重要なの?
欧米諸国では、家庭内の金融教育が進んでいてなんと3歳くらいからお金の勉強をしています。イギリスでは学校でも小学3年生から金融教育を学びます。
日本の義務教育では金融教育を高校生から(将来的にはもっと早い段階からなるかもしれませんが)しか学べないというのはだいぶ遅いのが分かります。いかに家庭内での金融教育が重要なことが分かると思います。
小さい頃からの貯蓄の習慣、消費・浪費・投資の考え方、予算や借金、保険、経費や控除など生きていく上で重要な知識を身にけることは大事です。子供をお金のトラブルから守り、お金と一生上手く付き合う人生にしてあげたいですよね。
子供にお金の勉強を教えるにあたって一番大事なこと
- お金=汚いもの、良くないもの
- お金の話=子供の前や人の前では話してはいけないもの
- 投資=ギャンブルで危ないもの
お金に対してこんなイメージを抱いている方はいませんか?
もし、お金に対してマイナスやネガティブなイメージやを持っていると、自分自身の人生を通してお金とネガティブな付き合い方になりますし、それは子供も同じようなイメージや付き合い方になってしまいます。
お金に対してもっとポジティブなイメージを持って、健康的で幸せな付き合い方が重要です。
子供に教える際に、子供にはポジティブなイメージを与えらるようになると良いと思います。その為に、自分自身のお金に対するイメージがもし悪ければ意識を変えていくことが大事です。
親が読んでおきたいお金の勉強本①
私が個人的に一番おすすめなのは川口幸子氏の「3歳から始める欧米式お金の英才教育」。
電子書籍派の私ですが、この本は何度も何度も読み返しているので紙の本で買えば良かったなと思うほど。とにかく内容が分かりやすい。
欧米の金融教育で学ぶ内容が記載されていて、日本との教育・考え方の違いに驚きました。「お金の知識がないから子供に教えるなんてできない・・・」と思っている方でも分かりやすく解説されているので、是非そう感じている方に読んで頂きたい。
この本の中で一番良い点は、第4章で①就学前②小学生③中学生④高校生の年齢別に分けて家庭でできるお金教育の具体的な例が掛かれています。お小遣いをどうやって渡すのか、どうやって使うのか、どうやって貯めるのか。「子供のお小遣い」に悩んでいる方にも参考になります。
親が読んでおきたいお金の勉強本②
次に親として読んでおきたい本は八木陽子氏の「10歳から知っておきたいお金の心得」。10歳くらいの子を対象にした本。とにかく子供でも分かりやすく書いてあり、大人が読んでももちろん分りやすい。子供にお金の勉強を教えるにあたって、どうやって伝えればいいか、教えればいいか非常に参考になります。
子供が小さい頃は親が読んで知識をつけて、子供が自分で読めるくらいの年になったら一緒に読みたい一冊。
親が読んでおきたいお金の勉強本③
次に親として読んでおきたい本は 本田健氏の「子供に教えたい「お金の知恵」」。子供に教えたいというタイトルだけれども、子供に教える以前に親としてだけでなく親になる前からも知っておきたかったお金の持ちの考え方の常識などを含めた「お金の知恵」がたくさん。
本は2004年出版と古いのだけれども、是非一回は読んでおくのをおすすめします。
親が読んでおきたいお金の勉強本④
次はアンドリュー・O・スミス氏の「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」。内容はかなり具体的で実践的な金融知識について。他の本と比べても少し難易度が高いけど、親としても知っておきたいし、高校生、大学生くらいになったら子供にも読ませたい一冊。
アメリカの金融教育の内容なので、制度などは日本のものとは異なりますが、アメリカの金融教育・金融制度からも学びや日本人が真似るべきことはたくさんあります。
親が読んでおきたいお金の勉強本⑤
次はミアン・サミ氏の「お金の教育がすべて」。
タイトルは過激だけど(笑)投資の重要性と、投資のマインドが身に付く内容。
もし、あなたが「お金=汚いもの、投資=ギャンブルで危ないもの」と感じていたら、この本ではお金や投資に対してポジティブな考え方へ少し変わるかもしれません。知らないものに対して恐怖を感じるのは、当たり前の事なので知っていれば、そんなことかと意識が変わると思います。
お金へのマイナスな考え方・意識・マインドを変えたい方に是非読んで頂きたいです。
親が読んでおきたいお金の勉強本⑥
次は池上彰氏の「なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えて欲しい大切なこと」。こちらは高校生ぐらいが対象の本。
この本は、なぜ働くのか、自分の得意や仕事の見つけ方のヒントになることが書かれています。親としても子供の得意を見つけて伸ばしていく、そして仕事に繋げる為にどう手助けがどう見守ればいいかな等考えさせられます。
子供に働く意味、働く楽しさ、稼ぐ力を教えて、人生を自分で生きていく力を身につけていく上で知っておきたいこと学べる本です。
池上彰氏の本なので非常に分かりやすいです、子供が中学生、高校生になったら読ませてあげたい本の一つ。
親が読んでおきたいお金の勉強本⑦
次は小幡和輝氏の「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」。
もしサラリーマン家庭に育ち、自分達自信もサラリーマンとして生きていたら、子供に対してもなかなか起業という選択肢はないと思ってしまうと思います。
大学へ行き、会社に勤めてというよくある通常の道しか親が知らなかったら、その他の道は、道を反れてしまった、変だ、おかしい、できない、無理だと感じてしまうかもしれません。
起業など「他の道がある」ことを知っておく為にも、子供の人生の選択肢を増やす為にも、読んでおきたい本。
まとめ・ 親が読んでおきたいお金の勉強本 7選
親の自分自身がお金の知識がないと感じている方に、おすすめしたい本7選でした。
日本で普通に育った方なら皆、お金の知識はゼロだと思います。本1冊でも読んだら、きっと「お金に対しての考え方」も変わります。
是非、親の私達がまずは知識を付けて、子供の将来を豊かで幸せなお金の付き合い方にしてあげましょう!
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。