こんにちは、ききです。
- 子供へのお小遣いどうしたらいいかな
- 子供への金融教育って何したらいいかな
と考えている方はいませんか。
みなさんは、
「子供へのお小遣い」を通して
何を伝えたい・何を経験させたいか
と考えていますか?
私の考えは、
自分が欲しい物の為だけに使うのでなく、
色んな「目標や目的」の為に使うという事
を経験させ、考えさせたい
思っています。
2022年高校の家庭科で、
金融教育が義務化される可能性があったり、
老後2000万円問題の話題が取り上げられたり、
iDeCoやNISAについても
最近は話題に上がる事が多くなってきたように感じます。
私自身が、本を読んだり、
iDeCoや投資を初めてるようになり、
私の息子くんは現在2歳なので、
今回の記事では、
子供がもう少し大きくなった時に渡す「お小遣い」
について考えてみました。
私自身も実際に行っていて、
子供に教えたい事7つのお金の使い方について
現段階での私の意見や考えを整理、まとめてみました。
- 子供のお小遣いについて考えている方
- 子供の金融教育について考えている方
Contents
「お小遣い」を通して教えたい事と前提
”子供への「お小遣い」を通して
何を伝えたい・何を経験させたいか。”
の私の答えは、
「目的」を持って、
自分で「計画」を立てて考えさせて、
自分の為に、身近な人の為に、世の中の為に
有意義にお金を使う経験をさせたい
です。
ちょっと抽象的で分かりづらいとは思いますが、
お小遣いの7つの使い方について、
のちほど詳しく説明します。
そして、
世の中の前提である
資産形成 = (収入ー支出)+(資産×運用利回り)
という式の意味を
徐々に理解していってもらいたいと思っています。
金融知識がある方には、
「常識」かもしれないですが、
何も金融知識がなかった私にとって、
初めて知った時は、目からうろこでした(笑)。
将来、子供が大きくなったら、
この式が「世の中のルール」である事を教えたい
と思っています。
「子供の金融教育やお小遣いから、
資産形成って、話が大きすぎない?(笑)」
と思う方もいると思いますが、
資産形成 = (収入ー支出)+(資産×運用利回り)というのは、
何もお金持ちの為のルールではなく、
『この世の中で生きていく上での前提ルール』だと
思っているので、
ルールを知らなければ、ゲームやスポーツができないとの同じで
ルールを知らないと生きてい上で苦労する事が多いと感じています。
また、資産形成を最大化するには、
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
という3点が重要だと思うので、
親である私夫婦もこの3点を意識するようしています。
子供に教えたいお小遣の7つの使い方
実際に私自身が行っているお金の使い方で、
子供にも教えたいと思っている7つの使い方がこちら。
- 貯金
- 自己投資
- 投資
- 消費
- 浪費
- 身近な人へのプレゼント
- 寄付
お小遣いを初めてあげる時から
すぐに全てをやらせる!というわけではなく、
徐々に色んな使い方をマスターしていければいいなと思っています。
また、毎月全てを子供にさせる!というのが難しいと思うので、
ものによっては、年に数回程度だけでもいいので
経験させたいと思っています。
自分が手にしたお金(子供であればお小遣い)は、
自分が欲しい物の為だけに使うのでなく、
色んな目的の為に使うという事を経験させ、考えさせたい
と思っています。
以上の7つ使い方について
一つずつ私の考えを整理してきます。
①貯金
「自分のお金=お小遣い」から貯金をするという経験
”貯金は親がしてあげるから、
子供はお小遣いで好きな事に使いなさいね~”
という事は悪い事ではないけど、
子供が「貯金をする」という考え方を自分事のように
考えられないと思うんです。
だから、金額は小さくても
お小遣い=自分のお金から貯金をするという経験を
させたいと思っています。
お金が貯まっていく楽しさや嬉しさを感じてもらいたい
と考えています。
貯金の目標を立てる
ただお金を貯めこむだけというのは、
大人であっても意味がないので、
貯金をする意味が大事です。
そこで、「なんの為にお金を貯めるのか」という目標を立てて、
- 中期目標
- 長期目標
の2つ分けて貯金をするといったようにしたいと思っています。
この目標を立てる過程も、
自分の夢や将来、欲しい物、好きな事を考える
いいきっかけになると思います。
小さい頃は親が代わりにノートにつけてあげて記録をとってあげても
いいじゃないかなと思うし、
文字や文章が書けるようになってきたら、
子供にノートに書かせてみるがいいと思います。
そのノートを何度も見返し、
声に出して読んで見たり、
もし、考えや気持ちが変わったら、
どんどん書き加えたりしてみるといいと思います。
貯金の仕方
小さいうちは、
ビンや缶などにお金を入れて子供が見て分かるように
貯金をしたりしてもいいと思うし、
また、自分のお財布を持たせたり、
家庭内通帳(ノート)をつけたりして、
「自分のお金がたまっていく」というのを実感させてあげたいな
と考えています。
また、ある程度貯まったら、
一緒に銀行やATMへ行って銀行にお金を振り込んだり、
預けたお金の一部を投資に回す事も教えたいと考えています。
②自己投資
自分のお小遣いの中から、
自分で考えさせて「学びの為に使う」という事を経験させよう
と考えています。
絵本、本、教材など
学びに関係するお金の使い方は本当に大事だと思っています。
学ぶ事や成長する事の楽しさと重要性を伝えたいと思っています。
③投資
私達夫婦も30代でようやく
投資信託や個別株を購入するようになったのですが、
子供には、「複利の効果」を得るためにも
できるだけ早いうちから、
投資信託・個別株などマーケットについて触れさせ、
自分のお小遣いの中から投資にまわすといった事をしようと考えています。
- お金を増やす経験
- お金が増減可能性があるリスクについて
- 株式市場について
- 世界のニュースについて
など投資を通して学べる事はたくさんあるので、
少しづつ学んでいけたらいいなと思っています。
④消費
文房具など子供が学校で使う必需品なども
絶対にそろえなくてはいけない物以外は、
自分のお小遣いの中から使う事も
考えさせたいと思っています。
ここでは、
- 本当に必要な物は何か
- 必要な物に優先順位をつける
- 予算内でお金を使う
といった事を学べるかなと思います。
⑤浪費
浪費は、おもちゃやゲームやお菓子など、
必需品ではいけど、本当に自分が欲しい物を買う事です。
お金=お小遣いは限りがあるので、
- 本当に欲しい物な何か
- 欲しい物に優先順位をつける
- 予算内でお金を使う
こういった事を考えるきっかけにさせたいです。
⑥身近な人へのプレゼント
毎月とはいかないまでも、年に何回かは、
自分のお金で、
家族、親戚、友人、先生など自分の身近な人にプレゼントをする経験
をさせたないと思っています。
他の人の為にお金を使うという経験から、
- 他の人を思う気持ち
- 自分以外の人をハッピーにすると自分もハッピーになる
という事を伝えたいと思っています。
⑦寄付
災害支援、赤十字社、クラウドファンディング、KIVAなど、
寄付の仕方は様々あります。
日本でも世界でも、困っている人への寄付。
また、クラウドファンディングなどのように、
人の夢を応援するという寄付もいいと思っています。
- 日本と世界に目を向ける
- 人を思う事
- 人を助ける事
- 人の夢の応援する事
- 世界を豊かにする
- 良いローンの使い方を知る
寄付を通して、以上の事を伝えたいと考えています。
”良いローンの使い方”というのが、
分かりづらいと思いますが、
私自身が、KIVAを通して、
ケニアの8人の子供を持つお母さん等に
寄付というか、お金を貸しています。
ビジネスを大きくしたいといった夢のある人達を
お金を貸す事(ローン)で応援する仕組みです。
KIVAなどを通して、
”良いローン”と”悪いローン”についても、
伝えていきたいと思っています。
まず親の自分が金融知識をアップさせる
まず、そもそも私自身の金融知識レベルが低すぎたので、
ここ数年は、
家計管理、確定拠出年金や投資を始めてみたり、
本を読んだり色々試行錯誤を重ねています。
その中で参考になった本を載せておきます。
イギリスなどの海外の金融教育についてや、
実際のお小遣いの使い方を園児、小学生、中学生、高校生と
年代にあった方法を提案してあり、
非常に分かりやすかったです。
まとめ・【お金の教育】子供に教えたいお小遣の7つの使い方
- 貯金
- 自己投資
- 投資
- 消費
- 浪費
- 身近な人へのプレゼント
- 寄付
以上7つの使い方を将来的に徐々に伝えていきたいと思っています。
お金の価値感、考え方は家庭でそれぞれ異なると思うので、
お小遣いの渡し方や使い方などは、
ご家庭によって様々だと思います。
正解はないので、
それぞれのご家庭にあったやり方、
またお子さんに合ったやり方を見つけられるといいなと思います。
我が家でも
あくまでお金はツールなので
お金の勉強を通して、
自分の人生や目標を考え、
家族や身近な人、他人や世界に目を向けて、
学びを得て成長していく事を目指していこうと思います!
子供へのお小遣いや、
子供の金融教育について考えている方に
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼我が家で現在行っている子供教育資金の貯め方についてはこちらの記事から。