① みんなどうしてる?お小遣い・お年玉を通して考えるお金教育
- 子供のお小遣いは自由にお金を使わせればOK?
- まとまったお年玉が入ったらどのように管理・使うのが良いかな
こんにちは、ききです。
子供のお小遣い・お年玉などをどのように使うのが良いか悩みますよね。
△ 子供にお小遣いやお年玉を渡して、全て自分で考えさせて自由に使わせる
△ お年玉は全額貯金だけして、子供にお金の教育の機会を与えない
お金の考え方はそれぞれ家庭によって異なると思いますが、個人的には以上の2点は子供とお金の教育をする観点からすると少し足りない方法だと考えています。
学校ではお金の教育はしてくれません。家庭で子供と一緒にお金の貯め方・使い方など考えて実践していくことが大事です。
大学生になり親からもらったお金の使い方が荒い人、社会人になってなかなか貯蓄ができない人。これは、まさしく過去の私なのですが、過去にお金教育を受けていなかったり、お金の勉強をしたことがないと、使い方・貯蓄の方法が分からないといった事に陥りがちです。
そんな私もお金について勉強し、マネーリテラシーを少しづつ高めていき、今では30代夫婦で3000万円の貯蓄達成しました。
将来、子供がお金で苦労しない為にも、小学生・中学生・高校生・大学生とお金を与えられて育つ間、お小遣い・お年玉を通して考えるお金教育の一例をご紹介します。
もちろん小学1年生から完璧にできる必要はありません。小学生のうちから、徐々にお金の使い方を考える時間を設けるのが大事だというのを先にことわっておきます。
- お金は4つに分ける【消費、浪費、投資(自己投資・投資)、貯金】
- 貯金は最低2つに分ける【欲しい物・他の人に使うお金(プレゼントと寄付)+短中期と長期目標、もしもの時の為のお金】
30代で3000万貯金達成したの私のお金教育の考え方をご紹介します
【お小遣い・お年玉の使い方】手に入ったお金は4つに分ける
お金はまず【消費・浪費・投資・貯金】 の4つに分けます。
- 消費
- 浪費
- 投資
- 貯金
もちろん小学1年生から完璧にできること目指す必要はありません。まずは欲しい物と貯金の2だけに分ける方法から徐々に発展させていく等がいいと思います。
消費
子供だったら筆記用具など必要なものを自分のお金で買うというもの。
必要不可欠なものをお小遣いから?と感じる方もいると思うかと思いますが、必要と思ったら何でも買ってもらえるのではなく、
- 本当に必要なものかを考える
- 自分のお金で買うと愛着がわき、大事に使う
といった子供にとってもメリットがあります。
全てをお小遣いからまかなうのは金額的に難しいと思うので、一部の必要なものだけでも子供が自分で考えて買うといった経験がいいかもしれません。
浪費
「浪費=無駄遣い」と連想するかもしれないですが、人生は「浪費」があることで満足度が高まるものなのでとても大事なものです。
しかし、お金には限りがあるのでそのお金をどうやって使って、満足度を高めていくかを考えるのが重要です。
浪費は本当に「無駄遣い」にもなりえるし、「満足度を高めて、生活や勉強・仕事の活力」にもなりえます。
まずは子供の頃から
- 本当に自分が欲しい物は何か
- どうして欲しいのか
- 代替できるものはあるか
- 欲しい物の優先順位をつける
といったように自分の欲しいものを言語化して整理していく作業がおすすめです。ただ単に欲しい!と一瞬思っただけでなく、自分のお金を出してでも欲しい物を冷静にじっくり考えるきっかけになると思います。
投資は2種類ある(自己投資・投資)
投資には2種類あって、本や勉強、経験などの自己投資と、株取引などの投資。
自己投資も投資も、どちらもお金が掛かるものので、お年玉などまとまったお金が入ったタイミングで、子供と一緒に考えてみましょう。
自己投資は、本・教材・習い事で使う道具・挑戦してみたかったことなど等、自分のお金・予算から「学び」だけにしか使えないお金を考えてみましょう。目的をもったお金の使い方を経験するきっかけになります。
また投資は親自身がやったことがないと、なかなかとっつきにくい、また子供にも教えづらい事だと思います。
これから2022年に日本でも高校生から金融教育が導入され、今後、欧米を見習って、中学生、小学生にまで金融教育が始まる可能性はあると思います。
その為、まだ投資を始めたことがない場合は、子供と一緒にやってみたり、親自身がまず挑戦してみるのもいいかもしれません。
「株の個別取引」はなかなか初心者には難しいと思うので、まずは「投資信託」であれば簡単に始められるし、個別株取引ほど知識を必要としません。
実際に私が使用しているのは楽天証券です。他にも利用していますが、一番画面が見やすく操作性が良いです。
投資信託は100円から始められるので相場の値動き、世界のニュース、為替など学ぶことは様々あります。
少額で個別株取引を始めたい場合は、1000円で1株購入できるpaypay証券も始めやすいです。
貯金は最低2つに分ける【欲しい物用・他の人用】
まずは貯金で大事なこと明確にする。
- 貯金の目的を決める
- 貯金は最低2つに分ける(将来的には4つに分けて考える)
やみくもに、貯金をしようといってもなかなか上手くいきません。なんの為に貯めるのか、何が欲しいのか、何がしたいのかいつまでに貯めたいのかなど目標をはっきりさせることが大事。
そして、まずは貯金は最低2つに分けること
- 自分の欲しい物のためのお金
- 他の人へのプレゼントや寄付のためのお金
全てを自分自身のためにだけ使うのではなく、自分のお金で自分以外の人を喜ばせたり他の人を考えたりする経験は「思いやり」を育てます。
お金の使い方や貯め方が上手になってきたら、もう一段ステップアップとして
- 直近で自分の欲しい物(短中期目標)
- お金を少し長期で貯めて欲しい物(長期目標)
- 他の人へのプレゼントや寄付のためのお金
- もしもの時のお金
といった4つに分けて、貯金計画を考えるといったように工夫してみてもいいかもしれません。
まとめ
お金の考え方は家庭によって様々です。
しかし、人生100年時代と言われている現在、今までの常識が通用しなくなり、お金の教育はますます重要になっていきます。
早い段階から親も子供もお金について一緒に学んで、マネーリテラシーを高めていくことが必要です。
私も夫もお金の知識がなく、学生時代も社会人の当初もお金でかなり苦労しました。
もし親の自分自身がお金の知識がないー!と私と同じようなことを感じている方がいればまずは、本を1冊読むと知識がつきます!
私もお金の勉強の本を読みあさって、昔よりだいぶ知識がついてきたのを実感しています。
私のお金勉強のおすすめ本についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい
一緒に貯蓄も投資も頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。